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むくみ
むくみでお悩みの方へ
「水分のとり過ぎ」
だけではない、
むくみを漢方から考える
● 夕方になると足がパンパンになる
● 靴下の跡がなかなか消えない
● 朝起きると顔やまぶたがむくんでいる
● 体が重く、すっきりしない
むくみは、体に余分な水分がたまっている状態です。長時間の立ち仕事やデスクワーク、運動不足 、塩分のとり過ぎなどでも起こりますが、繰り返すむくみには、体の中で水分をうまく巡らせたり排出したりできていないことも関係します。
冷え、胃腸、疲れ、排尿、年齢なども確認し、
その方に合った漢方と養生をご提案します。
漢方で考えるむくみ
なぜ水分がたまってしまうのか?
その背景を体質や症状から考えていきます。
● 水分が偏っている【水毒】
むくみのほか、体が重い、めまい、頭重感、胃がチャポチャポするなどがみられることがあります。
体の中に偏っている「水」の巡りを整え、余分な水分を外へ出しやすくします。
● 胃腸が弱く、むくみやすい【脾虚】
食欲がない、胃もたれしやすい、疲れやすい、軟便になりやすい。
漢方では胃腸が弱ると、水分をうまく巡らせる力も低下すると考えます。
胃腸を整え、水分をさばく力を養います。
● 冷えてむくむ【陽虚】
手足や体が冷える、寒がり、疲れやすい、冷えるとむくみが強くなる。
体を温める力が弱くなると、水分の巡りも悪くなりやすいと考えます。
体を内側から温め、水が巡りやすい状態をつくります。
● 年齢とともに眠りが浅くなった【腎虚】
以前より足がむくむ、足腰が弱ってきた、夜間尿が増えたなど、年齢とともに変化してきた方。
漢方では、水分代謝に関係する「腎」の働きにも目を向けます。
年齢とともに不足してきた力を補い、体全体の水分バランスを整えます。
むくみの原因は
一つとは限りません
● 胃腸の弱り + 疲労
● 冷え + 水分の停滞
● 年齢による変化 + 運動不足
など、いくつかの原因が重なっていることもあります。
そのため漢方では、むくみだけを見るのではなく、
体全体を見ながら「なぜ水がたまっているのか」を考えることを大切にします。

「水が巡る体」をつくります
単純に水分を減らせばよいわけではありません。
私たちの体には、必要な水分を取り込み、全身へ届け、不要になった水分を外へ出す働きがあります。
ところが、胃腸の弱りや冷え、疲れ、年齢による変化などでこの働きが低下すると、水分が偏り、むくみや体の重さとして現れることがあります
● 余分な水を出す
● 水の巡りを整える
● 胃腸を立て直す
● 冷えていれば温める
その方の状態に合わせて、必要な水は保ちながら、余分な水が自然に巡って出ていく体を目指します。
繰り返すむくみは、
原因の確認も大切です

心臓・腎臓・肝臓・甲状腺などの病気や、
服用している薬が関係している場合もあります。
急にむくみが強くなった、片足だけが腫れて痛む、息苦しさがある、体重が急に増えた、尿が極端に少ないなどの場合は、漢方相談の前に医療機関での診察が必要です。
無理なく続けられる養生を
● 歩く時間をつくる
● ふくらはぎを動かす
● 湯船につかる
● 塩分をとり過ぎない
むくむからといって自己判断で水分を極端に控えることはおすすめしません。医心堂薬局では、生活スタイルや体質に合わせて、無理なく続けられる養生をご提案します。

むくみを「いつものこと」に
しないために
むくみをそのままにしている方も少なくありません。
しかし、むくみは体の水分バランスが乱れていることを知らせるサインの一つです。大切なのは、むくみだけを取ろうとするのではなく、なぜ水分がたまりやすくなっているのかを考えること。
漢方と養生で体を整え、「夕方になっても足が軽い」「朝、顔がすっきりしている」そんな日を少しずつ増やしていくことを目指します。

監修・作成者 石川 篤
医心堂漢方薬局 店長/薬剤師/生活習慣病予防士
老若男女問わず幅広い方の漢方相談を担当。
日頃より「お客様の立場に立った、丁寧で分かりやすい相談」を心がけ、生活習慣や体質を含めてお話をお聞きしています。
※本ページは、日々の相談経験をもとに作成・監修しています。
※本ページの内容は、診断や治療を目的としたものではありません。
参考文献・出典『漢方診療医典』大塚敬節 著









