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倦怠感

倦怠感

病気ではないのに体のだるさや、やる気が起きないという方は少なくありません。

  • 睡眠はとれているのに朝からだるい
  • やる気が起きない
  • 気が付くと寝落ちしている
  • 休日は寝て過ごすことが多い
  • 体が重い

肉体的に疲労している場合、精神的に疲労している場合、どちらも疲労している場合など様々ですが、倦怠感が慢性化してくると意欲がなくなって生活にも支障が出てきます。

倦怠感

漢方では!

倦怠感は病気ではなく症状の一つですので原因になっている生活スタイルやストレスや緊張感、ホルモンバランスの失調などで、その方のお話を詳しく聞いて判断していきます。漢方薬では元気の「気」という考え方があって、この「気」が正常に体の中をめぐっている状態が健康と考えるのですが、”気虚(ききょ)” といって「気」が不足してしまったり、”気滞(きたい)” といって気が滞ってしまうと気力の低下や体のだるさが症状として出てくると考えています。また老化による体力の衰えなどは生命力である腎(じん)の気が落ちる腎虚(じんきょ)、食べ過ぎや運動不足によって体の不要な水をため込んでしまい身体が重だるいという水毒(すいどく)として治療していきます。

一般的によく使われる漢方薬としては

倦怠感漢方薬

補中益気湯
(ほちゅうえっきとう)

名前の由来は、中を補い気を益すという意味。
中はお腹を意味するので大気の気(エネルギー)、
食事からの気(栄養)を吸収する胃腸の働きを
補うことで元気を回復する働きがあります。
倦怠感だけでなく慢性に経過する病気の治りが
悪い時に治療薬と併用することで病気の治りを
早くしてくれる効果もあります。

十全大補湯
(じゅうぜんだいほとう)

名前の由来は、10 種類の生薬が入っていて
大きく補うという意味。主に補気(ほき)といって
気を補う働きと補血(ほけつ)といって血を補う
ことで体の疲れを緩和する効果のある生薬で構成
されています。血を補うという作用もあるので
貧血傾向にある方や生理前後で体調が悪化する
傾向のある方にお勧めです。

清暑益気湯
(せいしょえっきとう)

夏バテなど熱が身体の芯にこもってしまって
いてだるい、体が重い、熱っぽいなどの症状がある
場合に使います。近年、冷房の普及で上手く汗を
かけずに体の中に熱がこもってしまっている方が
少なくありません。体の芯に熱がこもってしまう
ことで食欲が落ちて元気が出ない、微熱が長く続
いて体がしんどいという方にも効果的です。

桂枝加竜骨牡蛎湯
(けいしかりゅうこつぼれいとう)

体的というよりは神経疲労の色が濃い
場合に使います。寝不足やストレス、緊張感が
続いて神経が疲れてしまっている人の倦怠感に
使います。夢が多くぐっすり眠れない、緊張感や
プレッシャーでいつも体に力が入っていて
リラックスできない人に効果的です。

当店での治療法

倦怠感は病気ではないが非常に訴えの多い症状の一つです。仕事への意欲がわかなかったり、寝落ちしてしまったり、休日も寝て過ごすことが多いなど生活の質に大きく影響してきます。

倦怠感治療法

漢方的な診断だけでなく、食事の内容や食事時間・就寝時間や休日の過ごし方、入浴の習慣、運動不足など、普段の生活においても修正することがないかなどを確認しながら、あなたにピッタリ合った漢方薬の調合とあなたに必要な養生という点から お客様をサポートして 倦怠感の緩和・解消をしていきます。

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