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糖尿病

糖尿病ってどんな状態?

糖尿病は血液中の糖が下がらず血管が砂糖漬けの状態にあるため、徐々に血管がもろくなって様々な合併症を引き起こす病気です。糖尿病の初期は自覚症状がないことが多く、細い血管が徐々に障害されてくると手足の痺れや皮膚の乾燥、頻尿、多尿、多汗、喉の渇きなど様々な症状が出てきます。
そしてさらに太い血管が障害されてくると三大合併症と言われる末梢神経障害・網膜症・腎症は深刻な状況を引き起こします。

「糖尿病性末梢神経障害」・・・壊疽による脚の切断
「糖尿病性網膜症」・・・失明
「糖尿病性腎症」・・・人工透析

さらには心筋梗塞や脳梗塞などのリスクも急激に高まるため、注意が必要な病気と言えます。
糖尿病には遺伝や自己免疫による 1 型糖尿病と、生活習慣によって発症する 2 型糖尿病とありますが一般的に漢方薬で取り扱うのは 2 型糖尿病の方です。

糖尿病ってどんな状態?

漢方では!

漢方では、糖尿病体質のベースに陰虚(いんきょ)という状態があると考えます。陰虚とは陰液(血や体液などの液体成分)が不足している状態を意味します。
陰液の不足による手足のしびれ、口渇などの症状に加え、水分不足で相対的に熱が優勢となるので、熱感、手足のほてり、口渇、寝汗などの熱証がみられます。ですので陰虚の治療が糖尿病の漢方治療のベースになります。

一般的によく使われる漢方薬としては

糖尿病漢方薬

白虎加人参湯
(びゃっこかにんじんとう)

口渇や多飲、多汗などの症状
を持った糖尿病の方に使います。
身体の内部が熱を持っている
状態の方に使います。

防風通聖散
(ぼうふうつうしょうさん)

食べ過ぎや飲み過ぎなどの不摂生
が原因で、肥満、便秘、むくみ、皮膚
の痒みなどの症状が出ている
糖尿病の方に使います。

六味地黄丸
(ろくみじおうがん)

夜間のトイレや ED、口渇、
多飲、手足のほてりなどの症状が
出ている糖尿病の方に使います。
特に中年男性の糖尿に使います。

五苓散
(ごれいさん)

尿量が減少してむくみのある方や尿の
1 回量が少なく何回もトイレに行くという
ような頻尿症状など水分代謝機能が低下
した方の糖尿病の方に使います。

当店での治療法

医心堂薬局では、お客様一人一人の 症状・経過・体質などを詳しくお聞きしてその方にピッタリ合った漢方薬を調合していくだけでなく養生を重視した根本的な体質改善を目指していきます。

糖尿病治療法

糖尿病は生活習慣病と言われているように食事、運動、睡眠などの生活習慣が大きく影響する疾患です。
漢方薬が効果を発揮し易い体にしていくという意味でも 食事、睡眠、運動などの生活習慣を見直す ことがとても大事です。

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