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健康コラム

鼻の病気(蓄膿症・後鼻漏)

蓄膿症

蓄膿症

鼻腔の周囲の骨の中にある大小4対の空洞を副鼻腔といいます。これらは普段は薄い粘膜で覆われていて、空気が詰まっています。ここに膿などが溜まり炎症の起きた状態を副鼻腔炎といいます。
普通、蓄膿症といわれるのは、慢性の副鼻腔炎のことをいいます。

蓄膿症は急性副鼻腔炎を繰り返しているうちに慢性化したものが多いのですが、症状としては

  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 頭重感

が代表的です。
鼻水は粘液性のものや、膿性のこともあります。さらには鼻の通りも悪くなり、悪臭が出ることもあります。

後鼻漏(こうびろう)

蓄膿症では鼻汁が鼻の奥から喉の方へ下がってきて喉に流れこんできます。これを後鼻漏といいます。この症状を持つ患者さんはすごく多いです。朝起きて咳や痰がやたらに出る人はその可能性が考えられます。

ここでよくなった患者さんを紹介いたします。

島田市 T.S様 46歳 男性
蓄膿症、鼻茸(2回手術)、鼻中隔彎曲症、
一番気になる症状は

  • 右鼻から呼吸ができない。鼻がうまくかめない。
  • 右鼻匂いがわからない。
  • 左鼻づまり。
  • 夜、鼻がつまって2回ぐらい起きてしまう。
  • 後鼻漏(黄色)
  • 頭がボーっとする。
  • 頭痛がする。

※9月~冬にかけてが一番つらい。
で来店していただきました。

漢方処方
辛夷清肺湯を煎じ薬でお出ししました。

生活の注意点
ラーメンとか辛いもの、味付けが濃い物を好まれていたので、和食、粗食、腹八分目を説明。
アルコールの量も減らしてもらいました。
アイスも止めていただきました。

15日後
後鼻漏がなくなり鼻は前にでるようになってきている。
夜、途中で起きることがなくなりました。
いびきが少なくなりました。

1ヶ月後
左鼻づまりも楽になりました。
右鼻も通りやすくなりました。
頭がボーっとする感じ、頭痛がなくなりました。

処方変更
辛夷清肺湯合補中益気湯

2ヶ月後
完璧ではないがかなり右左の鼻のとおりよくなっています。
後鼻漏もなくなりました。
ボーっとした感じ、頭痛はなくなっています。
夜も一度も起きていません。

処方変更
辛夷清肺湯合清上防風湯

3ヶ月後
小康状態

処方変更
辛夷清肺湯にもどしました。

4ヶ月後
多少症状は残っていますが日常生活にはほとんど問題ありません。

廃薬!!(症状が楽になったのでお薬を辞めること)
これが一番担当者としてはうれしいです。

担当者(石川副店長)の談
漢方薬はもちろんですが食事をかなり注意されたのが勝因だと思います。
(アルコール↓、脂っこい物↓、アイス×)

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